●Write an essay on the given TOPIC.
●Use TWO of the POINTS below to support your answer.
●Structure: introduction, main body, and conclusion
●Suggested length: 120-150 words
TOPIC
Should schools replace all printed textbooks with digital devices?
POINTS
●Cost
●Health
●Learning efficiency
●The environment

この問題の最大の特徴は「すべて(all)」という表現にあります。部分的なデジタル導入ではなく、紙の教科書の完全廃止を問うているため、実は反対論の方が論じやすい構造になっています。また、4つのPOINTSは立場によって使いやすさが大きく異なり、Healthは反対論で、Learning efficiencyは賛成論で最も効果的に機能します。

この問題の特徴

「完全なデジタル化」というトピックは、賛成・反対のどちらも論じられる問題ですが、極端な提案であるため、反対論の方がやや書きやすくなっています。4つのPOINTS全てが両方の立場で使えるものの、説得力の強さは立場によって異なります。

各POINTの具体的な使い方

Cost(費用)を使う場合

賛成論として: やや難しい角度です。「長期的には印刷・配送コストがかからず経済的」「毎年新しい教科書を購入する必要がない」という論展開は可能ですが、初期費用の問題を無視できないため、説得力にやや欠けます。 反対論として: 非常に書きやすいです。「タブレットやPCの初期導入費用が高額」「数年ごとの機器更新コストがかかる」「故障時の修理・交換費用が必要」「すべての生徒に配布すると学校の財政負担が大きい」など、複数の具体的な論点が展開できます。

Health(健康)を使う場合

賛成論として: 限定的な角度です。「重い教科書を持ち運ばなくて済み、背中や肩への負担が減る」という論点は使えますが、これだけでは説得力が弱く、デジタル機器による健康への悪影響の方が懸念されやすいため、反論されやすい立場です。 反対論として: 最も書きやすい角度です。「長時間画面を見続けることで目が疲れる」「視力低下のリスクが高まる」「頭痛や肩こりの原因になる」「成長期の子どもへの健康影響が懸念される」など、具体的で説得力のある論点を述べやすいです。保護者が最も心配する点でもあり、社会的な共感を得やすい視点です。

Learning efficiency(学習効率)を使う場合

賛成論として: 書きやすい角度です。「動画やアニメーションで視覚的に理解できる」「検索機能ですぐに情報を探せる」「インタラクティブな学習コンテンツで興味が持続する」「個々の学習ペースに合わせた教材提供が可能」といった、テクノロジーの利点を強調できます。 反対論として: 「ゲームやSNSなど気が散る要素が多い」「紙に書く学習効果が失われる」「情報の記憶定着が紙より劣る研究結果がある」という論点が使えます。ただし、賛成論の方が具体例を挙げやすいPOINTです。

The environment(環境)を使う場合

賛成論として: 書きやすい角度です。「紙の使用量が大幅に削減される」「森林保護につながる」「印刷・輸送時のCO2排出が減る」といった環境保護の視点から論じられます。SDGsへの関心が高まる中、説得力のある論点です。 反対論として: 「電子廃棄物(e-waste)が増加する」「デジタル機器の製造時に大量のCO2が排出される」「機器を動かすための電力消費が必要」という論展開ができます。ただし、紙の環境負荷の方がイメージしやすいため、賛成論の方が説得力を持ちやすいPOINTです。

推奨される組み合わせ

賛成の立場なら

Learning efficiency + The environment の組み合わせが最も書きやすいでしょう。

  • Learning efficiency: 教育の質的向上という本質的な目的
  • The environment: 社会的責任と持続可能性

この2つは教育面と環境面という異なる角度から賛成論を展開でき、内容の重複も避けられます。現代社会が重視する「質の高い教育」と「環境保護」という2つの価値を同時に満たせる点を強調できます。

反対の立場なら

Cost + Health が強力です。

  • Cost: 経済的な実現可能性への疑問
  • Health: 子どもの健康への具体的リスク

これらは実務的側面と健康面という異なる視点から反対論を構築でき、保護者や学校関係者の実際の懸念と合致するため、説得力があります。 Health + Learning efficiency も効果的です。

  • Health: 身体的な悪影響
  • Learning efficiency: 集中力の低下や記憶定着の問題

両方とも「子どもの成長にマイナス」という共通テーマで一貫性を持たせられます。

避けるべき組み合わせ

Cost + The environment(賛成論の場合) は、どちらも「資源の削減」という視点が重なりやすく、論点の区別が曖昧になりがちです。150語以内で明確に異なる視点を示すのが難しくなります。 Learning efficiency + The environment(反対論の場合) は、両者の論理的つながりが弱く、一貫性のある主張を作りにくい組み合わせです。

このトピック特有の注意点

「すべて(all)」という点に注目してください。 部分的導入ではなく、紙の教科書を完全に廃止するという極端な提案なので、反対論の方がやや書きやすい構造になっています。賛成の立場を取る場合は、その極端さを正当化する強い理由が必要です。 また、この問題は学校教育という文脈なので、子どもや学生への影響を中心に考えることが重要です。大人のビジネスシーンとは異なり、成長期の健康面や学習習慣の形成、経済格差による教育機会の不平等なども視野に入れると、説得力が増します。 「replace(置き換える)」という動詞にも注意が必要です。これは単なる「導入」ではなく「代替」を意味するため、紙の教科書の良さが完全に失われる点も論じる余地があります。

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