●Use TWO of the POINTS below to support your answer.
●Structure: introduction, main body, and conclusion
●Suggested length: 120-150 words
TOPIC
Should developed countries accept more foreign workers?
POINTS
●Cultural diversity
●Labor shortage
●Social services
●The economy
この問題の最大の特徴は「more(より多く)」という表現です。現状を完全に変えるのではなく、「今よりも受け入れを拡大すべきか」という漸進的な提案であるため、賛成・反対どちらの立場も比較的論じやすい構造になっています。また、「developed countries(先進国)」という限定があるため、少子高齢化や労働力不足といった先進国特有の課題を念頭に置いた議論が求められます。
この問題の特徴
4つのPOINTSは、経済的側面(Labor shortage, The economy)と社会的側面(Cultural diversity, Social services)に大別できます。賛成論では経済的メリットを、反対論では社会的コストや懸念を中心に展開しやすい傾向があります。どの2つを選ぶかで、議論の焦点が「実利」か「社会の質」かに大きく変わります。
各POINTの具体的な使い方
Cultural diversity(文化的多様性)を使う場合
賛成論として: 書きやすい角度です。「多様な文化背景を持つ人々が集まることで、社会に新しい視点やアイデアが生まれる」「異文化理解が深まり、グローバル化した世界で競争力が高まる」「食文化や芸術が豊かになる」など、文化的・社会的メリットを具体的に述べられます。
反対論として: これも書きやすいです。「言語や習慣の違いから地域社会で摩擦が生じる」「宗教的対立や価値観の衝突が起こる可能性がある」「伝統的な文化やアイデンティティが希薄化する懸念」など、文化的な不安を論じられます。ヨーロッパ諸国の移民問題などを念頭に置くと具体性が増します。
Labor shortage(労働力不足)を使う場合
賛成論として: 最も書きやすいPOINTです。先進国の多くが直面している少子高齢化による労働力不足という現実的課題に直結します。「介護、建設、農業など人手不足の産業を支える」「生産年齢人口の減少を補い、経済活動を維持できる」など、明確で説得力のある論拠を示せます。
反対論として: やや難しい角度です。「労働力不足は技術革新や自動化で解決すべき」「まず自国の若者や女性の雇用機会を増やすべき」という論理展開は可能ですが、「より多く受け入れるべきでない」理由としては弱めです。
Social services(社会サービス)を使う場合
賛成論として: 使いにくいPOINTです。「外国人労働者も税金を納め、社会に貢献する」程度の主張はできますが、150語の中でこれを一つの柱として展開するのは困難です。他のPOINTを選ぶべきでしょう。
反対論として: 非常に書きやすい角度です。「医療、教育、住宅などの公共サービスへの需要が増加する」「言語サポートや文化的配慮が必要になり、行政コストが上がる」「社会保障制度への負担が増える」など、具体的な懸念を複数挙げられます。特に福祉国家型の先進国では説得力があります。
The economy(経済)を使う場合
賛成論として: 書きやすいPOINTです。「労働力が増えることで経済成長が促進される」「税収が増加し、財政が改善する」「消費が拡大し、ビジネスチャンスが生まれる」「国際競争力が維持できる」など、マクロ経済的メリットを多角的に論じられます。
反対論として: 書ける角度です。「賃金の下落圧力が生じ、自国の労働者が不利になる」「失業率上昇のリスク」「短期的な利益のために長期的な社会的コストを払うことになる」という経済的デメリットを指摘できます。ただし、「経済にプラス」という一般認識に反論する形になるため、やや説得に工夫が必要です。
推奨される組み合わせ
賛成の立場なら
Labor shortage + The economy が最も強力です。
- Labor shortage: 現実的な課題への解決策
- The economy: マクロ経済的メリット
この組み合わせは実利的で説得力があります。ただし、両方とも経済的メリットという点で類似しているため、一方を「人手不足という緊急課題」、もう一方を「経済成長という長期的利益」というように、時間軸や焦点を少しずらすと重複感が減ります。
Labor shortage + Cultural diversity も効果的です。
- Labor shortage: 実務的必要性
- Cultural diversity: 社会的・文化的豊かさ
経済的理由と社会的価値という異なる角度から賛成論を展開でき、バランスが良くなります。
反対の立場なら
Cultural diversity + Social services が最適です。
- Cultural diversity: 社会的摩擦・文化的懸念
- Social services: 行政負担・公共サービスの圧迫
社会的側面と実務的側面の両方から「受け入れ拡大には問題が多い」と論じられます。
Social services + The economy も使えます。
- Social services: 公共サービスへの負担
- The economy: 自国労働者への悪影響
「コスト」という共通テーマで一貫性を持たせられますが、The economyを反対論で使う場合は、賃金低下や失業など、具体的な悪影響を明確に示す必要があります。
避けるべき組み合わせ
Labor shortage + The economy(賛成論) は論点が重複しやすい組み合わせです。どちらも「経済的メリット」を論じるため、150語という制限の中で明確に区別して書くのが難しくなります。使う場合は、前述のように焦点をずらす工夫が必要です。
Cultural diversity + The economy も、賛成・反対どちらでも論点の繋がりが弱く、統一感に欠ける印象を与える可能性があります。
このトピック特有の注意点
- 「more(より多く)」の意味を理解する
ゼロか100かではなく、「現状よりも受け入れを増やすべきか」という段階的な問いです。完全な移民開放を主張する必要はなく、「現在の受け入れ数では不十分だから増やすべき」という現実的な議論が可能です。 - 「developed countries(先進国)」という文脈を活かす
先進国特有の課題である少子高齢化、労働力不足、高度な社会保障制度などを念頭に置くと、議論に具体性が生まれます。発展途上国とは異なる文脈であることを意識しましょう。 - 「foreign workers(外国人労働者)」に注目する
移民全般ではなく「労働者」という経済的役割に焦点があります。そのため、Labor shortageやThe economyといった経済的POINTSが使いやすい構造になっています。 - バランス型のトピック
このトピックは賛成・反対どちらも論じやすく、極端な立場を取る必要がありません。自分が書きやすい立場を選び、選んだPOINTSを深く掘り下げることに集中しましょう。 - 具体例で説得力を高める
「介護現場の人手不足」「多言語対応の医療サービス」「賃金への下落圧力」など、読み手がイメージできる具体的状況を示すと、限られた語数でも説得力が増します。 - 感情的にならない
移民問題は感情的になりやすいテーマですが、試験では冷静で論理的な議論が求められます。偏見や極端な主張は避け、客観的な視点を保ちましょう。
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