●Use TWO of the POINTS below to support your answer.
●Structure: introduction, main body, and conclusion
●Suggested length: 120-150 words
TOPIC
Should more companies encourage employees to work remotely?
POINTS
●Communication
●Productivity
●Traffic congestion
●Work-life balance
この問題の最大の特徴は「より多くの(more)企業が」という表現で、全企業への強制ではなく推奨の拡大を問うている点です。完全な移行を求めるものではないため、賛成・反対ともに論じやすいバランスの取れた問題です。ただし、4つのPOINTSは立場によって使いやすさが大きく異なり、Traffic congestionとWork-life balanceは賛成論で、Communicationは反対論で最も効果的に機能します。
この問題の特徴
「リモートワークの推奨拡大」というトピックは、コロナ禍以降、現実社会で広く議論されているテーマです。4つのPOINTS全てが両方の立場で使えますが、説得力の強さは視点によって大きく変わります。特に、職種や業種による向き不向きも考慮すると、より説得力のある論を展開できます。
各POINTの具体的な使い方
Communication(コミュニケーション)を使う場合
賛成論として: かなり難しい角度です。「オンライン会議ツールで効率的に連絡が取れる」「メールやチャットで記録が残る」程度の論点は可能ですが、対面コミュニケーションの価値の方が一般的に認識されているため、説得力に欠けます。 反対論として: 非常に書きやすいです。「対面での自然な会話が減る」「チーム内の信頼関係が築きにくい」「ちょっとした相談がしづらくなる」「非言語コミュニケーション(表情や身振り)が失われる」「新入社員の教育や質問対応が困難」など、多くの具体的な懸念を述べやすいです。実際の職場での経験と結びつけやすい論点です。
Productivity(生産性)を使う場合
賛成論として: 書きやすい角度です。「通勤時間が削減され、その時間を仕事に充てられる」「オフィスの雑音や中断がなく集中できる」「自分のペースで仕事を進められる」「会議が減り、実務時間が増える」といった効率性の向上を強調できます。 反対論として: こちらも論じやすいです。「自宅には誘惑が多く集中しにくい」「仕事の監督・管理が難しくなる」「同僚の目がないとモチベーションが下がる」「自己管理能力が低い従業員の生産性が落ちる」という論展開ができます。両方の立場で使える柔軟なPOINTですが、賛成論の方がやや具体例を挙げやすいでしょう。
Traffic congestion(交通渋滞)を使う場合
賛成論として: 非常に書きやすい角度です。「通勤者が減り渋滞が緩和される」「通勤ストレスから解放される」「公共交通機関の混雑が減る」「交通事故のリスクが低下する」など、社会的メリットを明確に示せます。環境面(CO2削減)とも関連づけられる、説得力の高いPOINTです。 反対論として: ほとんど使えません。強いて言えば「在宅勤務者が日中に車で外出する機会が増える」程度ですが、これは非常に弱い論点で、説得力がありません。このPOINTを選ぶなら、賛成の立場を取るべきです。
Work-life balance(ワークライフバランス)を使う場合
賛成論として: 書きやすい角度です。「家族と過ごす時間が増える」「通勤時間を趣味や休息に使える」「柔軟な勤務時間で個人の都合に合わせられる」「育児や介護と仕事の両立がしやすい」といった、従業員の生活の質向上を強調できます。現代社会が重視する価値観と合致する論点です。 反対論として: こちらも論じられます。「仕事と私生活の境界が曖昧になる」「常にオンライン状態を求められる」「深夜や休日も仕事をしてしまう」「家族がいる空間で仕事をすると、かえってバランスが崩れる」という論展開が可能です。ただし、賛成論の方が一般的に説得力を持ちやすいPOINTです。
推奨される組み合わせ
賛成の立場なら
Traffic congestion + Work-life balance の組み合わせが最も書きやすいでしょう。
- Traffic congestion: 社会全体への貢献(渋滞緩和)
- Work-life balance: 個人の生活の質の向上
この2つは社会的側面と個人的側面という異なる角度から賛成論を展開でき、内容の重複も避けられます。企業にとっても従業員にとっても、さらに社会全体にとってもメリットがあるという包括的な主張ができます。 Productivity + Work-life balance も効果的です。
- Productivity: 企業側のメリット(効率向上)
- Work-life balance: 従業員側のメリット(生活充実)
双方にとってwin-winという論理で、説得力のある主張が構築できます。
反対の立場なら
Communication + Productivity が強力です。
- Communication: チームワークの質の低下
- Productivity: 自己管理の困難さと効率の悪化
これらは職場機能の根幹に関わる視点から反対論を構築でき、実務的な説得力があります。 Communication + Work-life balance も効果的です。
- Communication: 職場での人間関係構築の問題
- Work-life balance: 仕事と私生活の境界喪失
両方とも「人間的な側面」という共通テーマで一貫性を持たせられます。
避けるべき組み合わせ
Traffic congestion + Communication(反対論の場合) は、Traffic congestionを反対論で使うのが極めて難しいため、避けるべきです。片方のPOINTが弱いと、全体の説得力が損なわれます。 Productivity + Traffic congestion(賛成論の場合) は、どちらも「時間の効率化」という視点が重なりやすく、論点の区別が曖昧になりがちです。150語以内で明確に異なる視点を示すのが難しくなります。
このトピック特有の注意点
「encourage(奨励する)」という動詞に注目してください。これは「強制」ではなく「推奨」を意味するため、選択の自由がある前提です。したがって、「すべての従業員に合うわけではない」という視点を持ちつつ、全体的な方向性を論じることが重要です。 また、「more companies(より多くの企業)」という表現は、既にリモートワークを導入している企業があり、それをさらに拡大すべきかという文脈です。完全に新しい制度の導入ではなく、既存のトレンドの加速を問うているため、現実的な議論がしやすくなっています。 この問題は職種による向き不向きも考慮できます。IT業界や事務職では実現可能でも、製造業や接客業では難しいという視点を加えると、より説得力が増します。ただし、150語という制限内では、あまり細かい職種別の議論に入り込まず、一般的な傾向を述べる方が効果的です。 コロナ禍後の現実を踏まえた論点も有効です。多くの人が実際にリモートワークを経験しているため、その実体験に基づいた具体的なメリット・デメリットを述べることで、説得力のあるエッセイになります。
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